令和元年91日開催の日本介護支援専門員連盟総会におきまして、令和211日から令和31231日を任期とする会長に選出されました。平成28年11日から三期目の会長ということになります。適任かどうかは甚だ疑問ではありますが、皆様のご助力を得ながら、努めてまいりたく存じます。何卒宜しくお引き回しの程お願い申し上げます。

 昨年度は、10年振りに、自由民主党の「日本ケアマネジメント推進議員連盟」を起ち上げさせていただきました。最高顧問・伊吹文明先生、会長・尾辻秀久先生、幹事長・田村憲久先生、事務局長・渡嘉敷奈緒美先生を擁し、50名の衆参両院議員が参集してくださいました。私共の力強い後ろ盾として、今後も継続して運動や話し合いを通じ、議員連盟の意義のある活動に繋げていただけるよう、努力してまいりたく存じます。

また、連盟として、(1)研修の充実や介護報酬の対応も含めた、介護支援専門員の専門性と社会的地位の向上(2)国家資格化と処遇改善(3)介護支援費の利用者負担導入の回避(4)介護支援専門員を取り巻く制度や環境の整備、などを主な要望として、政権与党である自由民主党・公明党の議員先生方に要望書も提出させていただきご理解を深めていただけるよう努力いたしました。

一般社団法人日本介護支援専門員協会は、職能団体として、厚生労働省をはじめとする関係省庁を通じての公益性の高い多様な活動をされ、さらに国等よりの委託事業や指定事業に尽力されています関係上、政治的活動には制限があります。本連盟は、協会と連携を深め、別組織ではありますが、様々な方針を一にし、互いに役割を分担しながら、強い絆のもと運動展開を図りたく存じています。

 当連盟は、組織率が低く会費収入も少なく絶えず逼迫した状態ですが、役員の皆様の献身的なボランティア精神に「おんぶにだっこ」といった状態で会務が進められています。役員には感謝の一語につきます。しかしこのような状態は長続き致しません。物申すには偏に組織率と運営のための資金が必要です。会員増強は、協会も連盟も必須の事柄でございます。介護支援専門員の皆様、是非積極的にご参加をお願い申し上げます。

連盟は、日本介護支援専門員協会会員にご参加いただく正会員と、我々の活動を支援して下さる賛助会員の皆様方で成り立っております。多くの同志のご参加を切望いたしまして、楚辞乍ら3期目の会長就任のご挨拶とさせていただきます。

令和211

日本介護支援専門員連盟 会長  藤岡 三之輔


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